ボッチャの試合時間はどれくらい?公式ルールから大会運営までわかりやすく解説

「ボッチャの試合は何分くらいですか?」
ボッチャを始めたい方や大会に参加する方、大会を企画する方からよくいただく質問です。
サッカーは45分を2回で90分、バスケットボールは10分を4回で40分というように、多くのスポーツには試合時間が決められています。しかし、ボッチャは少し違います。
実は、ボッチャには「試合は○分以内」という公式ルールはありません。
では、なぜ地域大会では「10分ゲーム」や「15分ゲーム」が行われているのでしょうか。
この記事では、ボッチャの公式ルールと大会運営の違いを交えながら、試合時間について詳しく解説します。
ボッチャには試合全体の時間制限はない
ボッチャは時間制ではなく、エンド(セット)制で行われるスポーツです。
公式ルールでは、
- 個人戦:4エンド
- ペア戦:4エンド
- チーム戦:6エンド
を行い、すべてのエンドが終了した時点で得点の多い選手・チームが勝者となります。
つまり、「30分で終了」「60分で終了」といった試合全体の制限時間はありません。
そのため、試合展開によって20分程度で終わることもあれば、1時間近くかかることもあります。
公式ルールには「持ち時間」がある
試合全体の時間制限はありませんが、各エンドには持ち時間が設定されています。
現在の国際ルール(World Boccia競技規則)では、1エンドあたりの持ち時間は次のように定められています。
| 種目 | 1エンドの持ち時間 |
|---|---|
| BC1 | 5分 |
| BC2 | 4分 |
| BC3 | 6分 |
| BC4 | 4分 |
| BC3ペア | 7分 |
| BC4ペア | 5分 |
| チーム戦 | 6分 |
この持ち時間には、ジャックボール(白球)を投げる時間も含まれます。
持ち時間を超えた場合は、残っているボールを投球することができず、そのボールは無効となります。
そのため、公式戦では技術だけでなく、「時間をどう使うか」という判断力も重要な戦術の一つです。

公式戦ではどれくらい時間がかかる?
試合展開によって異なりますが、おおよその目安は次のとおりです。
| 種目 | 試合時間の目安 |
| 個人戦 | 約20~40分 |
| ペア戦 | 約30~45分 |
| チーム戦 | 約40~60分 |
接戦になったり、審判による確認が入ったりすると、さらに時間がかかることもあります。
ボッチャは時間も戦略の一つ
ボッチャは「ゆっくり投げるスポーツ」というイメージを持たれがちですが、実際には違います。
持ち時間の中で、
- 攻めるのか
- 守るのか
- 相手のボールを弾くのか
- ジャックボールに寄せるのか
を素早く判断しなければなりません。
考えすぎると時間がなくなり、残ったボールを投げられなくなることもあります。
つまり、ボッチャはショットの正確さだけでなく、時間をマネジメントする力も求められる戦略性の高いスポーツなのです。
まとめ
ボッチャには「試合は○分以内」という公式ルールはありません。
JAPAN BOCCIA CLUBでは2エンド10分 or 4エンド20分で行うことが多いです。
ボッチャは、一球ごとの駆け引きが勝敗を左右するスポーツです。
時間を上手に使いながら最善の一手を考えることも、ボッチャの大きな魅力の一つです。
観戦する方もプレーする方も、ぜひ「時間」と「戦略」に注目しながらボッチャを楽しんでみてください。
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