ボッチャで一番大切なのは、「ナイスショット」ではありません。
勇気を出して、一歩踏み出したその一球を、私たちは拍手で迎えたい。

ボッチャの大会や講習会では、こんな声がよく聞こえます。
「ナイスショット!」
「惜しい!」
「すごい!」
もちろん、どれも素敵な掛け声です。
でも、JAPAN BOCCIA CLUBが一番大切にしている言葉は、少し違います。
本当に勇気がいるのは、ボールを投げる前。
初めてボッチャを体験する子ども。
体育が苦手な人。
「失敗したら恥ずかしい」と思っている人。
車いすで初めてスポーツに挑戦する人。
久しぶりに体を動かす高齢者。
企業研修で初対面の人たちの前に立つ社員。
みんな、最初の一球には少しだけ勇気が必要です。
ボールを投げるという行動は簡単に見えます。
でも、その一歩を踏み出すことは、人それぞれ大きな挑戦なのです。

結果だけを褒めると、挑戦できなくなる。
もし、
「上手な人だけが褒められる。」
そんな空気だったらどうでしょう。
失敗した人は、
「もう投げたくない。」
そう思ってしまうかもしれません。
だから私たちは、
結果ではなく、
挑戦したことを拍手します。
「ナイスチャレンジ!」
この一言で、
子どもの表情が変わります。
高齢者がもう一度投げてみようと思います。
企業研修では、
普段発言しない人が笑顔になります。
人は、
成功したから成長するのではありません。
挑戦したから成長する。
だから、
私たちは挑戦を讃えます。

ボッチャは人生に似ています。
人生も、
最初からうまくいく人なんてほとんどいません。
転ぶこともあります。
失敗することもあります。
でも、
その一歩を踏み出した人だけが、
次の景色を見ることができます。
ボッチャも同じです。
投げなければ、
近づくこともありません。
勝つこともありません。
何より、
楽しいという気持ちにも出会えません。
掛け声が変われば、会場の空気が変わる。
JAPAN BOCCIA CLUBでは、
こんな言葉が飛び交います。
「ナイスチャレンジ!」
「その勇気が最高!」
「いい挑戦だった!」
「次もいこう!」
「その一歩が大事!」
そこには、
失敗を笑う人はいません。
挑戦を応援する人しかいません。
だから、
初心者でも、
子どもでも、
高齢者でも、
安心して一歩を踏み出せるのです。

教育でも、企業でも、一番大切なこと。
学校教育では、
「失敗を恐れず挑戦する力」が求められています。
企業では、
「チャレンジする人材」が求められています。
地域では、
「新しいことに挑戦する高齢者」が元気だと言われます。
ボッチャは、
そのすべてを自然に学べるスポーツです。
一球投げる。
ただそれだけのこと。
でも、その一球には、
勇気、挑戦、成長、そして笑顔が詰まっています。
JAPAN BOCCIA CLUBが届けたいもの
私たちは、ボッチャを教えているのではありません。
「挑戦することって楽しい。」
そう感じてもらう時間を届けています。
ナイスショットじゃなくてもいい。
優勝しなくてもいい。
昨日の自分より、
ほんの少し勇気を出して、
一歩踏み出せたなら、それが最高の一球です。

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