ボッチャが「インクルーシブスポーツ」と呼ばれる理由

年齢も、性別も、障がいの有無も関係ない。みんなが主役になれるスポーツ。

近年、「インクルーシブ」という言葉を耳にする機会が増えました。

学校教育、企業、地域づくりなど、さまざまな場面で使われています。

では、「インクルーシブスポーツ」とは何でしょうか。

そして、なぜボッチャがその代表的なスポーツとして注目されているのでしょうか。


「インクルーシブ」とは?

「インクルーシブ(Inclusive)」とは、

「すべての人を仲間として受け入れ、一緒に参加できる」

という考え方です。

年齢や性別、

障がいの有無、

国籍や経験、

運動能力の違いなどに関係なく、

誰もが同じ場所で、一緒に楽しめる社会を目指す考え方です。


ボッチャは誰のためのスポーツ?

もともとボッチャは、

重度の脳性まひなど、四肢に障がいのある方のために考えられた競技です。

現在ではパラリンピック正式競技として世界中で親しまれています。

しかし、その魅力は障がい者スポーツにとどまりません。

今では、

  • 小さな子ども
  • 小学生・中学生
  • 高校生・大学生
  • 社会人
  • 高齢者
  • 障がいのある方

誰もが一緒にプレーできるスポーツとして広がっています。


ボッチャには「できない」が少ない

スポーツには、

どうしても身体能力が影響するものがあります。

例えば、

  • 身長が有利なスポーツ
  • 足の速さが必要なスポーツ
  • 強い筋力が必要なスポーツ

もちろん、それぞれに魅力があります。

一方、ボッチャでは、

勝敗を決めるのは、力ではなく「考える力」と「コントロール」です。

だから、

小学1年生が大人に勝つこともあります。

80代の方が中学生に勝つこともあります。

障がいのある選手が健常者に勝つことも珍しくありません。

それがボッチャの魅力です。


「違い」があるから面白い

インクルーシブとは、

みんなが同じであることではありません。

違いを認め合い、

その違いを楽しむことです。

ボッチャでは、

力が強い人もいれば、

コントロールが得意な人もいます。

慎重に考える人もいれば、

思い切ったプレーをする人もいます。

一人ひとり違うからこそ、

作戦も変わり、

試合が面白くなるのです。


ボッチャが教育現場で選ばれる理由

近年、多くの学校でボッチャが授業に取り入れられています。

その理由は、

スポーツを教えるためだけではありません。

ボッチャを通して、

  • 相手を思いやる心
  • 多様性を理解すること
  • 協力すること
  • コミュニケーション
  • 挑戦する勇気

こうした力を育てることができるからです。

ボッチャは、

「勝つこと」よりも、

「一緒に楽しむこと」を自然に学べるスポーツなのです。


企業でも注目される理由

企業研修やチームビルディングでも、

ボッチャは人気があります。

役職や年齢に関係なく、

全員が同じスタートラインに立てるからです。

社長も新人も、

経験者も未経験者も、

同じルールで考え、協力し、笑い合う。

その時間が、

職場では生まれにくいコミュニケーションを生み出します。


JAPAN BOCCIA CLUBが考えるインクルーシブ

私たちは、

「障がいがあっても参加できます。」

というだけでは、本当のインクルーシブではないと考えています。

本当のインクルーシブとは、

誰かを特別扱いするのではなく、誰もが自然にその場にいること。

「障がいのある人と一緒にスポーツをした。」

ではなく、

「みんなでボッチャを楽しんだ。」

その感覚こそが大切だと思っています。


ボッチャがつくる未来

ボッチャには、

人と人の壁をなくす力があります。

年齢の壁。

障がいの壁。

世代の壁。

立場の壁。

そのすべてを、

一つのコートの上で越えていくことができます。

だから私たちは、

ボッチャはスポーツ以上の価値を持っていると信じています。


ボッチャは、ボールを投げて点数を競うスポーツです。

でも、その本当の魅力は、

**「みんなが一緒に楽しめること」**にあります。

誰かが主役ではありません。

参加した全員が主役です。

それが、インクルーシブスポーツとして世界中で愛される理由です。

JAPAN BOCCIA CLUBは、これからもボッチャを通して、

「違いを楽しみ、違いを認め合える社会」

を広げていきたいと考えています。

「たのしそー」から「たのしむ」へ。

ボッチャには、人をつなぐ力があります。
そして、その一球が、インクルーシブな未来への第一歩になりますように。

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お問い合わせ

じゃっくまん

JACKMAN

JAPAN BOCCIA CLUB 代表

「たのしそー」から「たのしむへ」それが、最初でした。
投げて、考えて、ときには教えて。
「やってみたら」「できちゃって」
スポーツの見方が変わったり、人との出会いが増えたり、
「うれしかったり」「ドキドキしたり」
今まで気にしなかった「なぜ?」が気になったり。
そして気づけば、
ボッチャに関わることで、世界の見え方まで変わっていました。
「笑顔になったら」「輝いた」
そんな、ボッチャから広がる世界を
じゃっくまん目線で綴っています。

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